光る君へ 考察|第1回「約束の月」

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    本音をいうと、「光る君へ」にはさほど期待していませんでした。

    私の中で、大河ドラマ(太平記以降はほぼほぼ視聴しております)の最高傑作は「平清盛」で、次点が「功名が辻」もしくは「真田丸」です。

    平安時代と大石静さんの組み合わせは好物なはずで、主演の吉高由里子さんも好きな女優さんのひとりです。

    なのに、なぜか食指が動きませんでしたが、第1回を見た結果、予想は裏切られまくりました。

    平安時代ならではの権力闘争の描写に衝撃のラスト。来週が楽しみで仕方ありません。

    やはり戦国時代と幕末には食傷気味なのでしょうか。本作が支持され、今後さまざまな時代の大河ドラマが制作されればいいなと願います。

    さて本編ですが、なにより藤原兼家(段田安則さん)がいいですね。謀略家でありながら、少しとぼけた感じのキャラクターは、真田丸の草刈正雄さんを連想させます。

    兼家は犬猿の仲の兄・兼通が病没し権力が転がり込むと、さら権勢を得るため娘を入内させようとしています。

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